ぺちゃくちゃシアター

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『贖罪』5分で分かるあらすじと評価

こんにちは、ねごぽんです。

 

先日紹介した『アルテーミスの采配』の作者である真梨幸子さんと同様にイヤミスの帝王として知られる湊かなえさんの一作です。

 

『告白』などが有名ですよね。

 

ですが今回紹介するのは『贖罪』という小説です!

贖罪 (双葉文庫)

贖罪 (双葉文庫)

 

 

『贖罪』の基本情報

・作者:湊かなえ

・発行年:2009年

 

イヤミス(嫌な気持ちになるミステリー)が得意な湊かなえさんの第3作目です。

 

あらすじ

・田舎町のお盆休み中に小学生の女の子が性的な暴行を受けた上で殺害された

・被害者の母親は、当時一緒に遊んでいた同級生の女の子たちにこんなことを言い放った

・「娘が死んだのはお前たちのせいだ。必ず犯人を見つけなさい。それができないなら私が納得できる償いをしなさい」

・重い責任を背負わされた少女たちは成長し、それぞれが人を死に至らしめてしまう。

・悲劇の連鎖がつながっていく。

贖罪 (双葉文庫)

贖罪 (双葉文庫)

 

 

評価

『贖罪』の評価

★★★★☆

 

ミステリー小説の基本的な展開はある人物が殺され、その犯人を謎を解きながら追い詰めていくというものです。

 

間単に言うと、「殺人事件が起きた後」を描いているわけです。

 

しかしこの『贖罪』という小説はそうではありません。

 

ある少女が殺害されたことがきっかけでつながる悲劇の連鎖。

 

人が人を殺してしまうこの過程を描いています。

 

つまり、「殺人事件が起きる前」を描いています。

 

それがとても新鮮で、とても面白かったです。

 

もちろん、最初に殺されてしまった少女の犯人も徐々に明らかになっていきます。

 

ミステリー小説としての基本的な展開は維持しつつ、新しいミステリー小説に挑戦している感じがとても刺激的でした。

 

幸せな人が一人も登場しないとってもテンションが下がるお話で、まさにイヤミスでした(笑)

 

悲劇に継ぐ悲劇。

 

とっても悲しいお話でした。

 

でもすごく惹きつけられる。

 

そんな素晴らしい小説でした。

 

ぜひ読んでみてください。

贖罪 (双葉文庫)

贖罪 (双葉文庫)