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2019.5.31公開『パラレルワールド・ラブストーリー』原作 5分で分かるあらすじ・評価・映画への期待値

最近すっかり東野圭吾の作品にハマっています。

 

先日『マスカレード・ホテル』の映画を観に行ったとき、上映前に今年5月に公開される映画『パラレルワールド・ラブストーリー』のCMが流れました。

 

※マスカレード・ホテルについては下の記事をどうぞ

 (原作と映画それぞれの記事があります)

・原作についてはコチラ☟

2019年公開『マスカレード・ホテル』原作 面白すぎワロタwww 5分でわかるあらすじと評価 - ぺちゃくちゃシアター

・映画についてはコチラ☟

#15 マスカレード・ホテルの評価とネタバレ感想 ~原作の情報量を映画に収めるにはちょっと無理があった~ - ぺちゃくちゃシアター

 

なんか面白そうだなと思ったらこれも東野圭吾が原作だと言うじゃないですか!

 

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※画像は公式サイトより引用

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」公式サイト

 

東野圭吾がどんなラブストーリーを描くのかと興味津々で、映画を観終わった後にその足で本屋に行って原作小説を買って帰りました!!

 

というわけで今回は、5月31日公開の『パラレルワールド・ラブストーリー』の原作小説をレビューします!

 

 

パラレルワールド・ラブストーリー』原作 基本情報

・著者:東野圭吾

・発行年:1998年

 

本格ミステリー作家として知られる東野圭吾としては珍しい恋愛系です。

 

恋愛系とはいえ、しっかりミステリー小説でもあります。

 

強いて言うなら『恋愛ミステリー』というジャンルでしょうか。

 

一体どんな恋愛を描くのか、読む前からドキドキが止まりませんでした! 

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

 

 

あらすじ

敦賀嵩史と三輪智彦は幼いころからの親友である

・ある日智彦が嵩史に自分の恋人を紹介したいと持ち掛ける

・ところが智彦の恋人はかつて智彦が一目ぼれした女性だった

・嫉妬に苦しむ嵩史だったが、ある日目が覚めると彼女は自分の恋人として自分の隣にいた

・しかも、嵩史は彼女がかつて親友の恋人であったことをすっかり忘れていた

・徐々にかつての記憶がよみがえってくる

・しかし、彼女は智彦の恋人だったことはないと言う

・食い違う記憶と現実

・『彼女が自分の恋人である世界』と、『彼女が親友の恋人で、自分は嫉妬に苦しむ世界』の2つの世界を行き来する嵩史

・果たしてどちらの世界が現実なのか

 

評価

パラレルワールド・ラブストーリー』の評価

★★★★☆

 

感想

パラレルワールド』をSFではなく現実に起こしてみせた発想力

この小説が書かれたのは1998年のことです。

 

しかし、2019年の今、読んでみてまず思ったことは、「こんな発想を1998年にしていたのか」ということでした。

 

今でこそ当たり前のスマホなどが出てこず、公衆電話などが出てくるあたりは時代を物語っていますが、物語のアイデア自体はとても近代的で、仮想現実などの技術を扱ったものです。

 

VR的な発想が物語の中に登場しますし、当時の東野圭吾の発想力に驚かされました。

 

また、東野圭吾は理系の出身というだけあって、決してSFちっくなストーリー展開はしません。

 

パラレルワールド』という一見するとSFちっくなキーワードですが、しっかりと現代の理論と技術を駆使してあくまでも現実の世界で物語を展開します。

 

ラプラスの魔女』でも、超常現象的なものを扱っていましたが、その実態は現代の技術を駆使し、あくまでも現実に起こりえるような説明をしています。

 

決して神がかり的なものを信仰していないというわけではなく、むしろどんなことでも人間の知恵と技術で実現可能なのである!という東野圭吾の想いを感じます。

 

今と昔の文章の違い

さて、ここからは内容について書いていきます。

 

まず、今の東野圭吾の文章とはやはり違うなという印象を受けました。

 

上手く説明できませんが、今の方がやはり洗練された文章というイメージです。

 

最近の作品は、読んでいて情景がすんなりイメージできるのですが、『パラレルワールド・ラブストーリー』は時々イメージしにくい部分がありました。

 

とはいえ、もちろんすごく面白かったですよ!

 

題材がちょっと想像しにくいものであるというのも要因ではあると思いますが、なんとなく時の流れを感じました。

 

近年の作品しかしらない僕にとっては、昔はこういう感じの文章だったなと新鮮な気持ちで読めました。

 

飽きさせない展開

この物語のストーリーは、

 

最初はパラレルワールドを行き来する嵩史の身に一体何が起きているのか!?

 

という一点で物語が進行していきます。

 

途中まではね。

 

ところが、途中から嵩史の記憶が蘇っていく中で、

 

俺が智彦を殺したんだ・・!?

 

という衝撃的な記憶が蘇ります。

 

記憶をめぐるサスペンス的な物語かと思ったら急に事件性が出てきて、読んでいて全く飽きない展開でした。

 

読み始めたらきっと止まらないと思います!

 

ぜひ読んでみてください!

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

 

 

映画化への期待値

パラレルワールド・ラブストーリー』映画化への期待値

★★★★★

 

正直言って、この作品をどうやって映像化するのか全く想像がつきません(笑)

 

それくらい難しいストーリーだと思います。

 

複雑に入り組むパラレルワールドをどうやって表現するのか。

 

見ている人に伝わるように描くにはどうしたらいいのか僕にはさっぱり分かりません(笑)

 

そういう意味で、非常に興味をそそられる作品です。

 

パラレルワールドという題材というのもあって、1998年から20年経った今こそ映画化にふさわしい作品だとも思います。

 

やっと時代が東野圭吾に追いついたということでしょうか(笑)

 

公開は5月31日とかなり先の話ですが、今から楽しみで仕方ないです!

 

気になる方はぜひ原作を読んでみてはいかがでしょうか!

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

 

 

まとめ

・「パラレルワールドを・ラブストーリー」原作評価

 ★★★★☆

・「パラレルワールド・ラブストーリー」の映画期待値

 ★★★★★

・1998年に書かれたとは思えないアイデア

・読んでいて全く飽きない展開

・映画化はとても難しそう

・どうやって映像化するのかとても楽しみな作品

 

以上、ねごぽんでした。