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#18 『ザ・マジックアワー』の評価と考察 ~人はいつか必ず輝けるときが来る~ Amazon Prime Videoオススメ作

みなさんこんにちは、ねごぽんです。

 

今回は三谷幸喜作品の一つ『ザ・マジックアワー』をご紹介します。

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※画像は下記サイトより引用

ザ・マジックアワー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

 

基本情報

スタッフ

◆監督:三谷幸喜

◆脚本:三谷幸喜

◆音楽:荻野清子

 

キャスト

◆村田大樹:佐藤浩市

◆備後登:妻夫木聡

◆高千穂マリ:深津絵里

◆天塩幸之助:西田敏行

◆黒川裕美:寺島進

◆鹿間夏子:綾瀬はるか

◆長谷川謙十郎:小日向文世

 

あらすじ

◆物語は港町・守加護(すかご)で巻き起こる

◆ホテルの支配人・備後はマフィア『天塩商会』のボスの愛人であるマリに手を出してしまう

◆天塩は、備後の命を見逃す代わりに伝説の殺し屋・デラ富樫を連れてくることを要求する

◆期日までにデラ富樫を見つけられなかった備後は、俳優を映画の撮影と騙してデラ富樫に仕立て上げることを思いつく

◆備後は売れない映画俳優・村田大樹を町に連れてくる

◆相手が本物のマフィアだと知らずにデラ富樫を演じ続ける村田

◆備後は天塩商会と村田に嘘がバレずに窮地を脱することができるのか

 

感想・考察

テーマ

人はいつか必ず輝けるときが来る

 

本作品のタイトルにもなっている『マジックアワー』というのは、

 

太陽は沈み切っていながら、まだ辺りがほんのわずかに照らされている状態で、最も美しい時間帯

 

のことを言います。

 

マジックアワーは一日に一回必ず訪れ、仮に今日マジックアワーを逃したとしてもまた明日が来るのを待てば良い。

 

マジックアワーは必ず存在するのだから。

 

人生に置き換えると、『自分が最も輝ける瞬間もいつか必ず訪れる』ということです。

 

今はまだ輝いていないかもしれないけど、今日はダメでも明日は輝くかもしれない。

 

明日がダメでも明後日は輝いているかもしれない。

 

信じていればいつか必ず輝けるときがくる。

 

そんなことを教えてくれる映画だったと思います。

 

クライマックスシーン

映画におけるクライマックスシーンとは、テーマが凝縮されているシーンです。

 

今回の『ザ・マジックアワー』におけるテーマは上述した通り、『人はいつか必ず輝けるときが来る』だと考察しました。

 

それを主人公の村田大樹(佐藤浩市)が学んだシーンがクライマックスということになります。

 

それは、村田がかつて俳優を目指すきっかけとなった映画『暗黒街の用心棒』に主演した俳優・高瀬充に出会い、マジックアワーの話を聞くシーンです。

 

それまでは、村田は自分はもう高瀬のような俳優にはなれないと挫折していました。

 

しかし、高瀬に『諦めるにはまだ早い』と諭されます。

 

『マジックアワーはいつか必ずやってくる』と。

 

そして、高瀬自身もまだ『自分の次のマジックアワーを待っている』と語ります。

 

この言葉に村田は再び役者として生きることを決意します。

 

僕自身も、まだまだ夢を諦めるには早いなと痛感したシーンでした。

 

映画に関わる仕事がしたいという夢を・・・!! 

 

とても良くできたコメディ

コメディ映画の作り方って自分は良く知らないんですが、とても難しいだろうなあと想像しています。

 

くだらない世界観を役者たちが本気で信じこんで演じることが大前提だからです。

 

役者たちが信じ込めてないとみている側はシラけてしまって笑えませんからね。

 

そして、一見『ありえないだろ!』というシチュエーションをできるだけ自然な流れで展開する脚本力が重要です。

 

そういう意味ではこの映画はとても良くできていました。

 

見ていて、『それはおかしいだろww』という思いがありながらも、まじめに疑うことなくすんなり見ることができました。

 

なんというか、アンジャッシュのすれちがいコントをめっちゃ洗練させたような映画でした(笑)

 

ラストの展開はさすがにやりすぎだろと思いましたが、まあコメディ映画だしあれで良いのでしょう(笑)

 

総じて、とても面白い映画でした。

 

備後が村田を天塩商会に連れて行ったシーンは一番笑いました(笑)

 

細かいことを気にせず素直に笑いたい方にはおススメの映画です!

 

役者が秀逸

三谷幸喜映画ということもあって出演陣がめちゃくちゃ豪華です。

 

綾瀬はるかも今よりぴちぴちしてて可愛いし。

 

なんといっても佐藤浩市西田敏行寺島進が僕は良かったと思います。

 

佐藤浩市は、売れない俳優役で、演技がねちっこいのが特徴です。

 

実際はすごく良い役者さんの佐藤浩市が、下手すぎるねちっこい芝居を繰り広げるのは見ていて面白かったです。

 

西田敏行佐藤浩市の掛け合いはお互いに勘違いしながら進んでいくので、第三者としてすべてを知った上で見ている我々からしたら、笑いを堪えるのが大変なくらいです。

 

泣く子も黙るマフィアのボスも、いきなりあんな男が現れたら意味不明すぎて混乱しますよね(笑)

 

役者さんたちの魅力ある芝居に大満足の映画です!

 

評価

ザ・マジックアワーの評価】 

 ★★★★☆

 

基本的にめっちゃ面白かったです。

 

ただ、ラストの展開がさすがに無理やりすぎたのがちょっと寒かったです(笑)

 

それまではうまく展開してたのでもったいなかったですね。

 

そういう意味で今回は4つ星です!

 

最後に

いかがだったでしょうか。

 

今回は三谷幸喜作品の『ザ・マジックアワー』をご紹介しました。

 

とてもよくできたコメディ映画で、ラストの展開以外は文句なしの面白い映画でした。

 

佐藤浩市西田敏行の掛け合いがとくに面白いので、ぜひ見てみてください!

 

以上、ねごぽんでした。